こんにちは。『ほときとと』です。
卓球の伊藤美誠選手が『監督』、『パリ五輪リザーブ辞退』と話題です!!
伊藤美誠さんは2020年東京オリンピックで金・銀・銅のすべてのメダルを獲得した実力の持ち主。
残念ながら、パリ五輪代表には選ばれなかった伊藤美誠選手ですが、韓国・釜山で行なわれた卓球の『世界選手権 団体戦』でリザーブメンバーとして、ベンチから試合に出場する選手に向けて的確すぎる助言をする姿が”監督”と話題になり、その助言は選手に安心感を与えていたそうです!
まだ23歳とは思えぬ貫禄を見せつけ、伊藤美誠選手の助言があってこその『世界選手権 団体戦』での銀メダル獲得。
その実績がありながら、リザーブメンバーとしてのパリ五輪への招集をなぜ辞退するのか、気になったので調べていきたいと思います!
伊藤美誠”監督”中国戦での助言を贈る姿!
伊藤美誠選手の仲間への助言。
横には渡辺武弘監督もいらっしゃいますが、伊藤美誠選手が試合に出場する選手に向けて助言をしているのを頷いて聞いていますね!
【助言を受けた選手のコメント】
早田ひな選手
美誠の要求が『きっついなぁ』と思うくらい、ボール1球じゃなく、一本一本のラリーについて言ってくる。
「試合で実行できたときにはやるやんとグーサインもらえて。本当に美誠らしいリアクション平野美宇選手
「木原選手は笑顔で、伊藤選手は冷静、ふたりの力があったから最後まで戦えた。伊藤選手は同い年で世界でもトップ級に頭の回転が速く見習うことが多い」張本美和選手
「たくさんのアドバイスをいただき、普段、考えられないこと、視点で助言いただき、心強かったですし、表情や相づち、安心して試合できました」
引用元:Yahooニュースより抜粋
逞しく、頼りになりますね!!
試合を見て分析してそれを1分間の間に選手に伝える。しかも、その選手にあった伝え方をしているように感じました。
中国メディアも「大逆転を助ける大きな力になった」と伊藤美誠選手のリザーブとしての助言を評価しているそうです!
いつか、本当に日本を引っ張っていくコーチや監督になる日が来るかもしれませんね!!
選手にも観ている人にも安心感を与えた伊藤美誠の助言!
張本美和選手も平野美宇選手も伊藤美誠選手の助言に安心した・心強かったと話されていました。
【今の日本のチームの良さ】
- レベルが高い
- 自分で考えれる選手が多い
- 選択肢を増やせるアドバイス
- アドバイスを聞いて自分で選択する
チーム間で選手同士の信頼関係がしっかり構築されているようですね!
共に戦ってきた仲間だからこそ、戦い方もメンタルの状況も性格も把握できていて、その時々に応じたアドバイスが、その人に合わせた言葉でできる。
それは、アドバイスされた側にとっては、安心できるし心強い。
1人じゃないと、チームで戦っていることを実感できるのだと思います。
【視聴者も安心感】
・アドバイスしてくれる存在は精神的な支えになるだろうなあ
・ベンチに美誠いるのって心強いよね
日本チームを応援する私たちにとっても、伊藤美誠選手の助言はすごく心強かったですよね!!
伊藤美誠選手の助言を聞いて、試合に戻っていく選手たちは表情も明るく、相手が中国だろうとやる気に満ち溢れていたように思います!
23歳とは思えぬ伊藤美誠の貫禄!
腕を組みながらベンチからチームメートに的確なアドバイスを送る貫禄
画像を見ると、本当に伊藤美誠選手が『監督』のようですね!
真剣な顔で試合をみつめていらっしゃいます!
伊藤美誠選手に貫禄があると思われるのは、腕を組んでいるからではないと思います。
【伊藤美誠選手の貫禄】
- 今回のチームでは、同世代の選手が多いが伊藤美誠選手は23歳で一番年上だった。(早田ひな選手も同い年)
- 自身の試合でも技の引き出しが多い
- 東京オリンピックで金・銀・銅のメダルを獲得
- 強みは多彩な技と意外性に裏打ちされた速攻
- 色んなことができるのが私。という自信
それ以外にも、伊藤美誠選手自身はパリオリンピックの代表に選ばれなかった為、悔しさや苦しさもあると思います。
それにも関わらずチームや後輩の為に笑顔を見せたり、安心して落ち着いてできる空間を作りたいと自分のやるべき事を考えて行動に移せる器の大きさというか精神力が『貫禄がある』と言われる理由なのではないかと思います。
パリ五輪のリザーブは辞退!
パリ五輪代表に落選してしまった伊藤美誠選手には、リザーブメンバーとしての招集が期待されていました。
しかし、伊藤美誠選手はパリ五輪へのリザーブメンバーとしての参加を『辞退する』と明かされました!
「自分自身、金、銀、銅でオリンピックを経験しているので、これからオリンピックに出場したい、金メダルを獲りたいという選手がリザーブとなって帯同するべきだと思います。」
「サポートしたい部分もありますが、そこに行ったら練習相手もそうですし、本当に選手より先に体育館に行って、なんでもすぐできるようにしていく。それを平野選手、早田選手がやってくれていた。私自身、リザーブの面では今後将来を背負って行く選手が経験すべきなんじゃないかなと思っています」
引用元:Yahooニュースより抜粋
リザーブの役目とは?
東京五輪金メダリストの水谷隼さんがリザーブの位置づけと役割について、分かりやすく説明してくださっていました。
【位置づけ】 | 代表選手達の練習パートナー |
【役割】 | ・日本の勝率が1%でもあがるように努力してくれる陰の立役者 ・約1ヶ月間自分の練習ができない ・休みがなくとてもハード |
とても大変な役目なんですね!
補欠と言っても、ケガの少ない卓球ではリザーブの選手が試合に出る事はほとんどないそうです。
ですから、自分の練習などはほとんどなく、裏方に徹するようですね。
伊藤美誠選手は自分には向いていない否定的だそうです。
そして、パリ五輪に行かない間に、現在世界ランキング10位なので、海外の大会にも出場し、日本人は誰も成し遂げていない1位を目指すことを宣言されているようですよ!!
※仮に補欠としてパリに同行しても、主な役割は練習パートナーとなる為、選手村にも団体戦のベンチにも入れず試合観戦はスタンドからとなるそうです。
まとめ
伊藤美誠選手は、韓国・釜山で行なわれた卓球の『世界選手権 団体戦』でリザーブとして大きな力を見せつけてくれました。
伊藤美誠選手の的確すぎる助言と、経験を積み重ねてきた貫禄はみんなに安心感を与え『過去最高に中国を苦しめた』と語るほどの戦いができたのだと思います。
パリ五輪では代表選手として戦う所を見たかったのが応援している私たちの思いではありますが、リザーブとして参加されることも辞退し世界ランキング1位を目指すという目標を掲げて戦おうとする姿はやはり貫禄がありますよね!
伊藤美誠選手の今後の活躍にも期待していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。